米国、ソーラー輸入品に緊急輸入制限の発動を示唆
米国政府は世界貿易機関(World Trade Organization: WTO)に加盟している163か国に対して、太陽電池の輸入品に緊急輸入制限措置(セーフガード)の発動を検討していると通知した。5月29日のWTOの発表で明らかになった。今回の通知により、ソーラー発電業界の支配をめぐる世界的競争への関心がさらに高まった。米国、中国、インドは、市場のリーダーを目指してしのぎを削っており、競合国による国際貿易法の違反がないか目を光らせている。米国によれば、緊急輸入制限発動の可能性を検討した背景には、太陽光発電パネルメーカー、サニバ社(Suniva)による米国際貿易委員会(U.S. International Trade Commission: ITC)への嘆願があるという。ITCは、米国の産業が深刻な被害に苦しんでいるか否かを9月22日までに決定し、苦しんでいると判断された場合は11月13日までにトランプ大統領に報告書を提出するという。 Reuters “U.S. may put emergency tariffs on solar imports” (5/29/17)