再生可能エネルギー市場、供給過多 企業の利益を圧迫
UTILITY DIVEは3月5日、再生可能エネルギーへの需要が依然として堅調である一方で、早期案件の売却増加に伴う供給過多が開発企業の利益を縮小していると報じた。レベルテン・エナジー社(LevelTen Energy)によると、開発費や借入コストの上昇により早期段階のプロジェクト売却が増加しており、需要は成熟度の高い案件に集中し、買い手は2025~2028年の稼働を目指すプロジェクトを好む傾向にあるという。一方、初期段階の案件は1ワット(W)あたり2~4セント、中期が3~6セント、後期には5~12セントと開発企業の収益幅に大きな差が生じ、小規模開発企業は相互接続費用のコスト増や資金調達負担により、案件を早期に手放すケースが増えつつある。その結果、統合が進み、市場では独立系発電事業者が買い手として再び主導権を握りつつある。さらに、関税や税額控除の不透明さも企業の収益を圧迫する懸念もあるが、人工知能(AI)やデータセンターの電力需要増により、需要自体は底堅いとしている。 UTILITY DIVE “Demand for renewable energy projects remains strong, but supply is growing: LevelTen Energy” (03/05/25) https://www.utilitydive.com/news/demand-for-renewable-energy-projects-remains-strong-but-supply-is-growing/741591/