バイオテクノロジーへの大型投資を提言 議会諮問委員会
新興バイオテクノロジーに関する国家安全保障委員会(National Security Commission on Emerging Biotechnology: NSCEB)は4月11日、米国がバイオテクノロジー分野で中国に後れを取りつつあると警鐘を鳴らし、大規模な連邦予算の拠出や政策支援が不可欠と提言した。同委員会は、連邦議会の主導により設立された諮問委員会で、2年に亘る調査を経て、今回、「バイオテクノロジーの将来を描く(Charting the Future of Biotechnology)」と題するアクションプランをまとめた報告書を発表した。報告書は、国内の同産業の発展に加え、中国へのバイオ関連品サプライチェーン依存の解消や米国の知的財産の盗難防止に向けた49項目の提言を提示しており、人工知能(AI)との連携や研究センター新設などを通じ、国内生産力・技術力を飛躍的に強化するもので、NSCEB委員長のトッド・ヤング上院議員(Todd Young、インディアナ州選出共和党)は「これは最先端技術の覇権をめぐる争いで、来世紀を決定づけるもの」と位置づけている。また、同報告の提言一部に基づいた省庁横断組織の新設や数十億ドル規模の業界支援が盛り込まれた法案、「2025年国家バイオテクノロジー・イニシアチブ法(National Biotechnology Initiative Act of 2025)」が上院に提出された。 NSCEB “Charting the Future of Biotechnology” (04/11/25) Home https://ww2.aip.org/fyi/federal-commission-calls-for-multibillion-dollar-biotech-funding-boost