DARPA、生涯機械学習の新規手法開発に取り組む研究者チームを選出
機械学習(machine learning: ML)及び人工知能(artificial intelligence: AI)のシステムは近年大幅に進歩したものの、その能力は、あらかじめ設定された行為を実行することに限定されており、プログラム外、トレーニング外の状況に対応することはできない。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は「生涯学習機械(Lifelong Learning Machines: L2M)プログラム」を開始した。これは、生物学システムからヒントを得たもので、それまでに学習したことを忘れることなく、新たな状況に継続的に対応できる、根本的に新しいML手法の開発を模索するものである。L2Mプログラムは2017年に開始され、これまでに2つの技術分野で取り組む研究チームが選出されている。一つの技術分野は、完全なシステム及びコンポーネントの開発に焦点をあわせたもので、もう一つは、生物有機体の学習メカニズムを研究し、それらをコンピュテーショナル・プロセスに翻訳することを目標とする。選出された研究チームには、カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)、タフツ大学(Tufts University)、ワイオミング大学(University of Wyoming)などがある。 Defense Advanced Research Project Agency “Researchers Selected to Develop Novel Approaches to Lifelong Machine Learning” (5/3/18)