米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「高等教育における人文科学と芸術の科学・工学・医薬との統合(The Integration of the Humanities and Arts with Science, Engineering, and Medicine in Higher Education)」と題する報告書を発表した。報告書によれば、高等教育において、科学・技術・工学・数学・医薬(science, technology, engineering, mathematics, and medicine: STEMM)分野を人文科学及び芸術と統合することは、前向きな学習成果と関連性があり、学生の労働力への参入の準備、豊かな人生を送ること、積極的で情報を得た市民となることを支える可能性があるという。現在の証拠基盤は限定的で、統合的なカリキュラムと学生の学習及びキャリア成果との間の因果関係を示すまでには至っていないものの、「現在得られる証拠は、高等教育において、芸術及び人文科学をSTEMMと統合するコース及びプログラムを支援するよう要請するのに十分である」というのが、(報告書を作成した)委員会の総意の見解となっている。