中国によるアフリカへの影響力増大を懸念し、米国は予算600億ドルの新しい機関を設立
オバマ前政権の最後の数年間、米国企業がアフリカで投資することを奨励する開発機関の「海外民間投資公社(Overseas Private Investment Corporation: OPIC)」の廃止を求める声が高くなっており、「米国第一主義」を掲げるトランプ大統領が、2017年の最初の予算請求でOPICを実質上廃止する予算を組んだことは驚きではなかった。このような中、今年5月5日になって、トランプ大統領は、「開発につながる投資のより良い活用(Better Utilization of Investments Leading to Development: BUILD)法」に署名し、OPICを「国際開発金融公社(International Development Finance Corporation: IDFC)」に改称した上、その予算を倍増した(合計600億ドル)。こうした動きの背景には、アフリカへの投資を積極的に行っている中国への懸念がある。 Government Executive “A New $60 Billion Agency Is The Clearest Sign The U.S. Is Worried About China’s Africa Influence” (10/15/18)