米国医学アカデミー(National Academy of Medicine)は、「調達の相互互換性:良質で互いにつながり、人間を中心としたケアの達成(Procuring Interoperability: Achieving High-Quality, Connected, and Person-Centered Care)」と題する特別論文を出版した。論文によれば、医療ケアでは近年、電子医療記録(electronic health records: EHR)の普及が大きく進んだものの、地域的な医療情報交換体制の確立やデータ交換のための規格及びインターフェース、医療ケア技術間の相互互換性は極めて限定的となっている。相互互換性の欠落は、無駄や非効率、臨床医の疲弊につながり、結果として患者の安全リスクに影響を及ぼす可能性がある。本論文は、ベンダーに影響されないオープン・プラットフォームに基づく相互関連性のあるソフトウェア/ハードウェアへ移行することで、包括的かつ持続的な調達戦略を確立できるようステップを概説している。