カナダの量子技術専門メディア、クオンタム・インサイダー(Quantum Insider)は8月13日、ニューヨーク州が州内スタートアップの量子技術商用化支援に向け最大6,000万ドルを投じると報じた。州内最大4ヵ所の地域拠点を新設し、各拠点へ約1,500万ドルを充当する計画で、州経済開発局(Empire State Development: ESD)が提案を募集している。既存の量子研究基盤強化に向けた取り組みの一環で、非営利団体を対象に大学や研究機関による量子計算やセンサー、通信分野の研究成果を製品化や企業設立へ結び付ける共有インフラを構築する。特に試作開発や企業との共同実証、資金調達支援などを通じて量子産業の集積と経済波及効果を目指しており、各拠点との連携を通じて全州規模のネットワークを構築する方針である。なお、スタートアップ育成も今回取り組みの重要要素とし、提案書の提出期限を10月14日午後2時(米国東部時間)とした。
Quantum Insider “New York Opens $60 Million RFP for Quantum Technology Hubs” (08/13/26)