DIUの実効性向上が急務 GAO提言
政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は2月25日、国防総省(Department of Defense)の国防イノベーション部門(Defense Innovation Unit: DIU)が商用技術の軍事利用を進める上で、明確な成果指標の設定が不十分との調査結果を発表した。2015年に設立されたDIUは、2023年までに450件のプロトタイプ開発契約を締結し、その51%が実用化に移行したものの、その有効性を測る具体的な指標が欠如していることが調査で明らかになったという。GAOは国防総省に対し、DIUの戦略目標達成度を評価するための数値目標設定や、国家安全保障イノベーション・ネットワーク(National Security. Innovation Network: NSIN)や国家安全保障イノベーション資本(National Security Innovation Capital: NSIC)など他の国防イノベーション部門との連携強化など、6項目の改善勧告を行った。DIUは今後、国防総省の最重要ニーズに対応する技術の大規模展開と、軍事関連機関との連携強化に注力する方針である。 GAO “Defense Innovation Unit: Actions Needed to Assess Progress and Further Enhance Collaboration” (02/25/25) https://www.gao.gov/products/gao-25-106856