USDA本部職員の地方移転計画発表 ワシントン地区の大半施設閉鎖へ
ヒル(The Hill)は7月24日、農務省(United States Department of Agriculture : USDA)がワシントン地区の職員の大半を全米5都市に移転させる大規模な組織再編計画を発表したと報じた。ブルック・ロリンズ農務長官(Brooke Rollins)は職員向けビデオメッセージで、ユタ州ソルトレイクシティ、コロラド州フォートコリンズ、インディアナ州インディアナポリス、ミズーリ州カンザスシティ、ノースカロライナ州ローリーの5都市への職員配置転換を明らかにした。この計画により、ワシントンDC中心街に位置するウィッテン及びイェーツビルを除く、同省本部南棟やベルツビル農業研究センター(Beltsville Agricultural Research Center、メリーランド州)などワシントン近隣地区のほぼ全施設が閉鎖される。トランプ政権の早期退職制度によりすでに1万5,364人が退職したため、大規模な人員削減はない。同省は農家や牧場主など「中核的な構成員」へのサービス向上と、地域による給与格差を活用したコスト削減が可能になると説明しているが、職員からは士気の低下や権力の集中化への懸念の声が上がっている。 Politico “USDA reorganization will move most of its Washington staff ‘closer to’ farmers” (07/24/25) https://www.politico.com/news/2025/07/24/usda-rollins-announces-reorganization-relocate-employees-00473539