USPTO長官が突然の辞任

特許商標局(U.S. Patent & Trademark Office: USPTO)の長官を2年以上にわたって務めていたミシェル・リー長官(Michelle Lee)が6月6日、辞任届けを提出した。リー長官はオバマ前大統領によって指名され、2015年3月に上院で承認された。米国の技術企業は「パテント・トロール」による些末な訴訟への対応に苦慮している中、グーグル社(Google)の元幹部で、女性と少数派の強力な提唱者であったリー氏は、技術産業にとって重要な時期にUSPTO長官に就任した。リー長官は質の低い特許の無効化に取り組み、USPTOが2015年8月に発表した報告書によれば、疑わしい特許の約25%が無効にされたという。トランプ大統領が就任して以来、リーUSPTO長官の立場について様々な憶測が流れていた。同長官の辞任より、トランプ大統領が埋めるべきポジションがまた一つ増えることになる。
Washington Post “The head of the U.S. patent office has abruptly resigned” (6/6/17)