13の連邦機関の科学者達が草案した気候変動報告書は、「米国内の平均気温は、1980年以来急速かつ劇的に上昇しており、ここ数十年は過去1500年で最も温暖となっている」とし、「米国民は現在、気候変動の影響を感じている」と述べている。この報告書は、今年作成が完了したもので、議会によって4年ごとの作成が義務付けられている「全国気候評価(National Climate Assessment)」の特別科学セクションである。米国科学アカデミー(National Academy of Science: NAS)が本草案に署名をし、トランプ政権による公表の許可を待っているところであるが、その内容は、「人的要素が気候変動に寄与しているという考え方は不確かであり、その影響を予測する能力は限定的である」との見解を持つトランプ大統領及び政権閣僚の主張と相反する。こうしたことから、一部の科学者は、報告書はトランプ政権によって変更あるいは抑圧されるのではないかと懸念している。
New York Times “Scientists Fear Trump Will Dismiss Blunt Climate Report” (8/7/17)