連邦政府が「気候変動」の用語を検閲

ガーディアン紙(Guardian)が入手した、農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)の天然資源保全サービス(Natural Resources Conservation Service: NRCS)のスタッフ間で交わされている一連のEメールは、トランプ政権が連邦職員が使用する気候変動関連用語に大きな影響を及ぼしていることを示している。NRCSの土壌健康担当ディレクター(director of soil health)による文書は、使用を回避すべき用語とそれに代わるべき用語の一覧を示しており、それによれば、「気候変動」は回避すべき用語で、「過度の天候(weather extremes)」に置き換え、「気候変動適応(climate change adaption)」は、「過度の天候への対応力(resilience to weather extremes)」に置き換えるよう求めるなどしている。また、トランプ大統領就任直後にNRCSのプログラム担当副部長(deputy chief for programs)が上級職員向けに送ったEメールには、「過去の政権の優先事項が新政権のそれと一致しないことは明白である。具体的に、その優先事項は気候変動である。スタッフがこの見解のシフトを認識していることを明確にしていただきたい」と書かれていた。
Guardian “US federal department is censoring use of term ‘climate change’, emails reveal” (8/7/17)