石油大手からトランプ政権へのメッセージ:我々は世界的な汚染規制を望んでいる
米国の石油業界団体大手は1月15日、輸送燃料の汚染規制を強化する新たな国際標準を支持し、ロビー活動を行うことを目的とした同盟を発足させた。同盟の名称は、「米国エネルギー安全保障同盟(Coalition for American Energy Security)」で、米国石油研究所(American Petroleum Institute)、米国燃料・石油化学製造事業者(American Fuel & Petrochemical Manufacturers)などの組織が加盟している(加盟団体は今後さらに増える予定)。米国の石油・製油企業の多くは、今回対象となる国際標準(十年前に国連の海洋部門によって設定された)によって低硫黄ディーゼル燃料へと進むことで競争的優位性を得たいと考えている。一方、エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)の報告によれば、本国際標準により、2020年に燃料価格が最も上昇すると分析されており、この年は選挙年であることから、トランプ政権が何らかの介入を試みるのではないかとの報道もある。 Axios “Big Oil to Trump: We want global pollution regulations” (1/16/19)