マイクロソフト社(Microsoft)とワシントン大学(University of Washington: UW)の研究者は、アート作品のデジタル版、100言語以上で記された世界人権宣言、プロジェクト・グーテンベルク(Project Guttenberg)の上位100冊など、合計200メガバイトのデータをDNA鎖に貯蔵することに成功し、DNAストレージの分野で初期ながら重要なマイルストーンを達成した。驚くべきことは、合成DNAに貯蔵されたデータの量だけでなく、それらが貯蔵されているスペースの小ささ(鉛筆の芯の先よりもかなり小さい)である。データ・ストレージの需要は爆発的に高まっているが、既存のストレージ媒体の能力はそれに追いついていない。こうした中、コンパクトで耐久性があるDNAはストレージ媒体としていくつかの利点を有しており、注目されている。
Microsfot “Microsoft and University of Washington researchers set record for DNA storage” (7/7/16)