トランプ級戦艦、建造費170億ドル超に

アクシオス(Axios)は4月29日、トランプ級戦艦(Trump-class battleship)1号艦の建造費が170億ドルを超える見通しと報じた。昨年12月に公表された「黄金艦隊(Golden Fleet)」構想の一環で、ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社(Huntington Ingalls Industries: HII)の大型外洋巡視船を基にした将来型フリゲート艦も含んでおり、予算関連資料によると同級戦艦3隻の総額は430億ドル超にのぼる。トランプ級戦艦はレーザー砲やレールガン(電磁砲)、極超音速兵器や核兵器を搭載するスペースを備え、乗組員は少なくとも650人で、2028年に建造を開始する予定である。建造費に関しては2社の造船事業者と協議中で、設計過程や造船所能力を踏まえ費用を精査するが、海軍は現有する艦艇の整備や維持にも課題を抱えている。原子力潜水艦のUSSボイシ(USS Boise)は約10年間係留されたのち廃艦手続きに入るなど、造船需要の増加は公営・民間造船所に追加負担をかける可能性があり、海軍は産業基盤への圧力を緩和する方策を検討している。

Axios “First Trump battleship will cost more than $17 billion” (04/29/26)
https://www.axios.com/2026/04/29/navy-trump-phelan-battleship-costs