起業活動、3年連続で上向き傾向

ユーイング・マリオン・カウフマン財団(Ewing Marion Kauffman Foundation)が5月18日に発表した「2017年カウフマン・スタートアップ活動指数(2017 Kauffman Index of Startup Activity)によれば、起業活動は2016年にわずかな上向きとなった。これで3年間連続の上昇となり、大不況前の水準に到達した。起業活動指数は、米国における新たなアントレプレナーシップの早期指標となるもので、2014、2015年と急増した後、2016年は微増となった。「必要性から起業するのではなく機会を求めて起業した」と述べた新アントレプレナーの割合は86.3%となり、大不況のピークであった2009年より12ポイント高い。移民(第一世代)が占める割合は約30%となり、その割合は、ここ20年間で2度目の最高水準となった。こうしたニュースは朗報ではあるが、スタートアップ活動を長期的に見ると、1980年代の活動水準と比べると、長期的には低下の傾向にある。
Ewing Marion Kauffman Foundation “Startup Activity Swings Upward for Third Consecutive Year, Annual Kauffman Index Reports” (5/18/17)