マッキンゼー・グローバル研究所(McKinsey Global Institute)が発表した報告書によれば、オートメーション化の波により、今後13年間で労働力に大規模な混乱が起こると予想されることから、政府はそれに備えて措置を講ずる必要があるという。報告書によれば、2030年までに、米国とドイツの労働力の3分の1を含む最高8億人が失業するという。ほとんどの国で、これらの失業は最終的に置換されるが、失業者の多くは新たな仕事にシフトするために相当な支援を必要とし、給与は横ばいになると予測されている。さらに、①失業者の約半分は、それまでの仕事が存在しなくなる、または必要人数が圧倒的に減少することから、全く新たな仕事を探さなくてはいけなくなる、②2030年までに世界の労働時間の最高30%がオートメーション化される可能性がある、③その移行は、かつての米国における農業から産業サービス経済への移行になぞらえられるが、大きな違いは、当時は若者の農業離れであったが、今般は30~50代の年齢層である、などが挙げられている。
Axios “McKinsey: automation may wipe out 1/3 of America’s workforce by 2030” (11/29/17)