エネルギー省(Department of Energy)による電力グリッドに関する報告書が発表された。報告書は、石炭火力及び原子力発電所を後押しする内容となっている。報告書は、過去16年間にわたって石炭火力・原子力発電所が閉鎖を余儀なくされている理由について、「最大の要因は、安価で豊富な天然ガスの存在であり、環境規制や再生可能エネルギー資源ではない」との見解を示している。勧告には、環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)に石炭火力発電所への新規投資における要件を緩和することなどが含まれている。これらの勧告が採択されれば、電力市場における価格決定方法は変更され、石炭火力発電所に課せられる環境審査は緩和され、様々なエネルギー資源の許認可プロセスがスピードアップされることになるとみられる。報告書は、石炭及び原子力関係機関から称賛を受け、環境及びソーラーエネルギー関係機関からは厳しい批判を受けている。
Washington Post “Rick Perry gets his electricity grid study. The coal and mining industries like it.” (8/24/17)