ブルッキングス研究所(Brookings Institution)のメトロポリタン政策プログラム(Metropolitan Policy Program)は今年後半に、オートメーションが最もディスラプティブな影響を及ぼしている州と地域に関する新しいマップを発表する予定であるが、それに先立ち、二人のエコノミストが作成した論文を元に、米国内におけるロボットの導入トレンドについて調査した。それによれば、ロボットは米国内の一部の地域では密集している一方、その他の地域ではあまり見られないという。具体的には、中西部や南部の製造業州に多く存在しており、特に自動車製造業が盛んな地域に集中している。都市別で見た場合も、同様の傾向が見られる。そしてここから読み取れる点として、①産業ロボットの存在を示す不均衡なマップは、「オートメーション」がその他の経済トレンドと同じように、全ての地域で平等に発生するものではないこと、②ロボットならびに広範な経済的不安(オートメーションが労働力に及ぼす影響)は中西部の産業地帯(特にロボットの存在が大きいミシガン、ウィスコンシン、ペンシルバニアといった共和党州)で最も感じられる可能性がある、の2点を挙げている。
Brookings Institution “Where the robots are” (8/14/17)