エネルギー効率資源は省エネにつながり、ピーク時の電力需要を抑えることができる。しかし、一般的にエネルギー効率措置の恩恵を定量化しようとする試みは、「効率措置がどのように一日あるいは一年の特定の時間に一層の価値をもたらすか」という点に重点が置かれていない。こうした中、ローレンス・バークレー国立研究所(Laurence Berkeley National Laboratory: LBNL)は今般、エネルギー省(Department of Energy)の建造物技術局(Building Technologies Office: BTO)から資金提供を受け、報告書「電力エネルギー効率の時間依存性価値(Time-varying value of electric energy efficiency)」を作成した。報告書は、4つの地域(太平洋北西部、カリフォルニア州、マサチューセッツ州、ジョージア州)で5つの電力エンドユーザー(住宅照明、住宅温水、住宅空調、商業照明、誘導灯)の時間依存性価値を評価したものである。報告書はまた、4つの地理的に多様な地域においてエネルギー効率による節約の時間依存性価値の考察が電力システムの恩恵の算出にどのように影響するかという事例や、将来の研究ニーズなども提示している。
Department of Energy “New Report Evaluates Time-Sensitive Value Streams from Building Energy Efficiency” (7/7/17)