大統領科学技術諮問委員会(President’s Council of Advisors on Science and Technology:PCAST)は12月8日、「米国民の医療ケア向上に向け、医療ITの可能性を全面実現 ~今後の方策~(Realizing the Full Potential of Health Information Technology to Improve Healthcare for Americans: The Path Forward)」を発表した。同報告書は、「ITは、医療ケアの質を向上させるとともに経費を削減し、米国における医療を大きく改革する可能性を秘めているが、その可能性を全面的に実現するためには、医療機関同士におけるデータ交換を促進する優れた情報共有インフラの開発および導入が必要である」としている。そして、このようなインフラの構築と、十分なプライバシー保護をしつつ適切な医療情報の共有を行うために必要な技術は既に実証されているが、利益性のある事業ではないため、連邦政府がその開発を促進する必要があると提言している。
Office of Science and Technology Policy “President’s Council of Advisors on Science and Technology Releases Report on Health Information Technology” (12/08/10)