DARPAのASISTプログラム、AIを使って人間と機械によるチームを構築
現在の人工知能(AI)は、自分が訓練された範囲内で、指令に反応し、指示に従うことができるが、相手の意図や期待、感情、その他、人間に本来備わる社会的知能を理解することはできない。この理解の欠落が、安全で効率的かつ生産的な人間と機械の協働を作り出す努力の妨げとなっている。一方で人間は、相手の行動や前後関係を認識し、心の理論(Theory of Mind: ToM)と呼ばれるスキルを使って、チームメートの精神的状態を推察し、その推察に基づいて相手の行為を予測することができる。このため、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)の「成功するチームのための社会的人工知能(Artificial Social Intelligence for Successful Teams: ASIST)」プログラムを立ち上げ、人間と機械の効果的な協働を促進するために必要な、機械の基本的な社会的スキルを実証するAIの根本的理論及びシステムの開発を模索することを発表した。 Defense Advanced Research Project Agency “Using AI to Build Better Human-Machine Teams” (3/21/19)