米国アカデミー、科学の再現性と再製可能性に関する報告書を発表
米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、報告書「科学における再現性と再製可能性(Reproducibility and Replicability in Science)」を発表した。再現性(reproducibility)と再製可能性(replicability)はしばしば混同して使用されているが、本報告書では、前者を「同じインプット・データ、計算ステップ、手法、コード、分析条件を用いて同一のコンピューター結果を得ること」、後者を「同じ科学的疑問に答えることを狙いとして独自のデータを利用した場合に、従前の研究と同じ結果を得ること」と定義している。そうした上で、科学研究の再現性と再製可能性を向上させるため、研究者や学術機関、専門誌、資金提供者が取るべきステップについて勧告している。 National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine “New Report Examines Reproducibility and Replicability in Science, Recommends Ways to Improve Transparency and Rigor in Research” (5/7/19)