NIH、新たなポスドク用基本給を設定

米国内で超過勤務代の支払いに関する新規則が制定されたことを受け、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は8月9日、ポスドク用基本給の新たな水準を発表した。2016年12月1日から実施される。新たな初任基本給は4万7,484ドルで、2016年水準(4万3,692ドル)を約9%上回り、雇用主が被雇用者への超過勤務代の支払いを義務付けられる基準(4万7,476ドル)をわずかに上回る。この新たな水準は、ルース・L・キルシュシュタイン国立研究サービス・アワード(Ruth L. Kirschstein National Research Service Awards: NRSA)の支援を受けるポスドク用に設定されたものであるが、その他の多くの機関もNRSAの水準をポスドク用給与のガイドラインとして利用している。また、新たな給与体系では、最初の2年間の昇給率が大幅に引き下げられ(0.8%)、3年目からは従来の昇給率に近い約4%となる。
Science “NIH sets new postdoc stipend levels” (8/9/16)