上院は5月9日、スコット・ゴットリーブ氏(Scott Gottlieb)を食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)の次期長官として承認した。保守派で製薬業界と強いつながりを持つインサイダーがFDA長官となり、トランプ大統領が約束した「医薬品価格の高騰への対応」を巡る論争に加わることになる。FDA及びメディケア・メディケイド・サービス・センター(Centers for Medicare and Medicaid Services: CMS)の元高官で、今回の承認前には多くの製薬大手との接触があるベンチャー・キャピタル企業のパートナーであったゴットリーブ氏は、FDA長官として、1万5,000人の職員と50億ドルの予算を主導する。民主党は、製薬業界と深いつながりを持つ同氏の指名に懸念を示していたが、ゴットリーブ氏はトランプ大統領が当初、次期FDA長官として検討していたその他の候補者に比べれば、かなり伝統的な候補者である。ゴットリーブ氏は、トランプ大統領が選挙中に主張していた医薬品価格の抑制策については明言を避けている。
Politico “Gottlieb confirmed as FDA chief” (5/9/17)