ESG投資、失速 資金流出が拡大

AXIOSは2月7日、米国におけるサステナブル投資が減速し、2024年に記録的な資金流出が発生したと報じた。大手資産運用会社らは環境・社会・ガバナンス(Environment, Social, Governance: ESG)への投資を軒並み縮小しており、ブラックロック社(BlackRock)はESG提案事項の11%のみ支持、バンガード社(Vanguard)は0%に留まった。100%支持したパルナッサス社(Parnassus)でも、過去最大の18億ドルが流出した。一方で、欧州のサステナブル・ファンドは依然成長中であるが、投資額は2021年の5,000億ドルから大幅に減少した。米国ではESG関連ファンドの資金流出が9四半期続く一方で、従来型ファンドには3,000億ドルの資金流入が見られる。2024年のモルガン・スタンレー社(Morgan Stanley)の調査によると、54%の投資家が2024年にESG投資を増やす意向を示したが、これは実際の資金動向と乖離が生じており、サステナブル投資への信頼性やその効果が問われる事態となっている。

AXIOS “The heyday of sustainable investing is over” (02/07/25)