EPA長官、業界寄りの科学諮問委員会を発表

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は11月3日、鍵となる2つの科学諮問委員会のメンバーを発表した。いずれの委員会も、業界及び州政府の代表が占め、学術機関の研究者が席を失っている。発表されたのは、クリーンエア科学諮問委員会(Clean Air Scientific Advisory Committee: CASAC)と科学諮問委員会(Science Advisory Board: SAB)のメンバーである。スコット・プリュットEPA長官(Scott Pruitt)が先に発表した規則(現在、EPAのグラントを受益している者はEPAのいかなる諮問委員会にも就くことができない)が反映された内容で、これまで慣行となっていた任期(3年任期を2回連続務める)もなくなった。既に、CASACの委員長として任命されていたコンサルタントのトニー・コックス氏(Tony Cox)は、SABの委員も務める。また、プリュット長官は今週初めには、テキサス環境品質委員会(Texas Commission on Environmental Quality)の毒物学ディレクターであるマイケル・ハニーカット氏(Michael Honeycutt)をSABの委員長に指名していた。

Science “EPA unveils new industry-friendlier science advisory boards” (11/3/17)