モノのインターネット:国防総省のセキュリティ・リスクに対処するため、評価の強化とガイダンスが必要とのGAO報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、「モノのインターネット:国防総省のセキュリティ・リスクに対処するため、評価の強化とガイダンスが必要(Internet of Things: Enhanced Assessments and Guidance Are Needed to Address Security Risks in DOD)」と題する報告書を発表した。モノのインターネット(Internet of Things: IoT)によって様々な恩恵が生まれている一方、それによってセキュリティ上のリスクも生じていることを認識することは重要であるとされている中、国防総省(Department of Defense: DOD)は、IoT機器の様々なセキュリティ・リスクを特定しており、それらはIoT機器そのもののリスク(限定的な暗号化など)と、その利用に伴うリスク(運用上のリスク)に分類することができる。DODは、IoT機器に関する方針とガイダンスを発表しているが、GAOによればこれらの方針とガイダンスはIoT機器に関連する一部のセキュリティ・リスクに明確に対応していないという。このためGAOは、DODに対して、①運用上のセキュリティ調査(それによってIoTのセキュリティ・リスクに対応できる、またはIoT機器が呈する運用上のセキュリティ・リスクに対処できる可能性がある)を実施する、②IoT機器に影響するDODのセキュリティ方針及びガイダンスを見直し、新たな方針が必要とされる点あるいは更新されるべきガイダンスを特定する、の2点を勧告している。
Government Accountability Office “Internet of Things: Enhanced Assessments and Guidance Are Needed to Address Security Risks in DOD” (7/27/17)