エネルギー省、水力発電に関する新たなビジョン報告と980万ドルの助成を発表

エネルギー省(Department of Energy)は7月26日、水力発電の2050年までの見通しを示した報告書「水力発電ビジョン:米国初の再生可能電力源の新たなチャプター(Hydropower Vision: A New Chapter for America’s First Renewable Electricity Source)」を発表した。それによれば、継続的な技術の進歩や革新的な市場メカニズム、環境の持続可能性への重視を受け、米国内の水力発電は101ギガワット(GW)から2050年には約150GWの複合発電及び貯蔵能力を有するまでに成長する見込みである。報告書は、揚水システムの進展や、水力発電が公衆衛生と環境にもたらす恩恵などについて強調している他、水力発電の強化による経済的・社会的恩恵を実現するために必要な行動をまとめたロードマップを示している。エネルギー省はまた、揚水型水力発電や非発電ダム(non-powered dam)の資本コスト縮小や導入スケジュールの短縮につながる革新的技術の開発に取り組む最高12件のプロジェクトに980万ドルの助成金を用意していることを発表した。
Department of Energy “Energy Department Releases New Hydropower Vision Report and $9.8 Million in Funding to Support the Future of Hydropower in the United States” (7/26/16)