政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は9月29日、中小企業イノベーション研究(Small Business Innovation Research: SBIR)及び中小企業技術移転(Small Business Technology Transfer: STTR)制度に関する報告書を公表し、製品化実績データの不備を改善するよう勧告したと発表した。これによると、両プログラムを通じ、2024年度は11機関から44億ドルが助成されたが、企業が成果を提出した割合は過去の助成案件の半数未満にとどまっていることがわかった。中小企業は助成支援を受けた活動に関する報告を中小企業庁(Small Business Administration: SBA)に報告することが義務付けられているが、各企業はそのことを認識しておらず、同庁もデータの検証手段を欠いているという。こうした背景から、GAOは参加機関に対し、応募者へ成果報告の周知とその証明提出を義務付けるよう求めたほか、SBAにはデータの信頼性向上に向けた法的措置などの推進を勧告し、連邦予算による研究開発投資の経済的還元を可視化する重要性を強調している。
GAO “Small Business Research Programs: Better Data Could Improve Insight into Companies’ Success” (09/29/26)
https://www.gao.gov/products/gao-26-108750