世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization: WIPO)の発表によれば、2017年にWIPOによる特許・商標・意匠のための知的財産サービスの利用が再び過去最高となった。1位は長年首位を維持する米国であるが、出願件数が急増中の中国が1位との差を縮めて2位となった。2017年に国際特許出願件数が最多だったのは、中国の華為技術(Huawei Technologies)と中興通訊(ZTE Inc.)で、次いで、インテル社(Intel)、三菱、クワルコム社(Qualcomm)となっている。日本の出願件数も大幅に増えたが、わずかの差で中国に次ぐ3位となった。現行ペースでいけば、中国の出願件数は3年以内に米国を抜く見込みである。全体では、2017年にWIPOを通じて24万3,500件の国際特許出願が行われた。これは前年比4.5%増で、中国と日本の大幅増が大きな要因である。