米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission:SEC)が発表した新金融規制が、いわゆる「スーパー・エンジェル」に最も影響を及ぼす可能性が指摘されている。エンジェル投資家とはスタートアップ企業に資金を提供する裕福な個人投資家を指し、スーパー・エンジェルは、自身で投資する他に、他の投資家によるエンジェル投資も取りまとめる投資家を指す。このため、スーパー・エンジェルのファンドは一般的な個人エンジェル投資家とは異なるとSECでは考えられている。今回新たに提案された新SEC規則では、ベンチャーキャピタル・ファンドに初めて情報公開義務が課せられることになるが、これにより、ベンチャーファンドと同様とみなされるスーパー・エンジェル・ファンドも同様に情報公開を行わなければならないことになる。しかし、企業化されているベンチャーファンドとは異なり、小規模な個人レベルで投資・管理活動を実施しているスーパー・エンジェルにとって、このような事務作業追加は大きな負担になると予測されている。
VentureBeat “Good heavens! SEC could take aim at super angels” (11/30/10)