石炭の使用が減少する中、クリーン技術が電力グリッドの信頼性を押し上げ

M.J.ブラッドレー&アソシエイツ社(M.J. Bradley & Associates)が発表した報告書によれば、石炭火力発電所が閉鎖される大きな理由は、①天然ガスの低価格、②需要の平坦化、③クリーンなエネルギーによって電力グリッドの信頼性の向上、であるという。そして、これらが石炭使用減少の要因に占める割合は、①が49%、②が26%、③が18%となっている。こうした結果は、エネルギー省(Department of Energy)のファインディング(石炭火力発電所の閉鎖は、天然ガスの低価格という経済的理由が主要要因である)と一致する。一方、石炭火力発電所がよりクリーンなエネルギー資源へと置換されていく中、電力グリッドの信頼性への懸念が指摘されているが、M.J.ブラッドレー&アソシエイツ社が今年初めに発表した独自の信頼性報告によれば、米国の電力グリッドは引き続き信頼性が高いという。
Environmental Defense Fund “New report: Clean tech boosts electric grid as coal use declines” (9/6/17)