米国の科学的生産性が低下し続けているとの報告書発表

国立科学財団(National Science Foundation:NSF)のが作成した報告書「米国大学における科学出版(U.S. Academic Scientific Publishing)」(11月19日出版)によれば、1988年から2001年の間に研究資金やその他のインプットは劇的に増加したのに対して、発表された研究論文数は減少していることが判明した。この状況について報告書は、「2001年に100件の出版物を作り出したのと同じリソースで、1990年には129件の出版物が発表された」と分析している。生産性が低下した理由については、研究がさらに複雑化したこと、より包括的な論文が作成されるようになったこと、共同研究の増加によってコスト高になったことなど様々な点が考えられるが、決定的な原因については明らかになっていない。
SCIENTIFIC AMERICAN “Diminishing returns?: U.S. Science Productivity Continues to Drop” (12/06/10)