米国アカデミー(National Academies)の特別委員会は11月22日から24日まで、「米国の研究大学の卓越性を最も脅かすものは何か?」「グローバル経済の中で米国が繁栄していくために必要とされる米国大学の卓越性を維持するために、議会、連邦および州政府、大学にできることは何か?」といった問題をテーマに会議を開催した。学界や財界から様々な有識者が発言し、一部の者は「一部のアジア諸国が西側諸国並みの優れた研究大学を整備するのは間近である」と考えている一方、その他の者は「米国の研究大学は依然として非常に優れており、他国の大学水準を引き上げることに協力することは全ての国にとって利益となる」との考えを示した。また、あるパネリストは、米国は研究大学に関する具体的な目標を盛り込んだ国家教育政策を策定するべきであると考えているのに対し、別のパネリストはこうした国家政策に反対を示すなど、様々な意見が発表された。本件について報告書が発表されるのは来夏の予定である。
ScienceInsider “What U.S. Universities Need to Do to Stay on Top” (12/1/10)