コンサルタント会社のアーンスト&ヤング社(Ernst & Young)は2003年以来、世界各国における再生可能エネルギー市場の投資戦略とリソース状況を指数採点し、上位30カ国をまとめた「国別魅力指数(Country Attractiveness Indices)」を発表(四半期ごとに更新)しており、このほど最新版が発表された。これによれば、中国が再生可能エネルギーの投資先としても最も魅力的な国となっている。特に中国では風力プロジェクトに対する投資が記録的(2010年第2四半期に100億ドル)で、これは全世界における風力プロジェクトへの投資の約半分を占めるものとなっている。また、2010年5月以来2位となっている米国では、政策の行き詰まりや金融危機の影響、ガソリン低価格が要因となり、再生可能エネルギーへの投資が下落したと分析されている。日本は太陽電池市場が2009年の水準から2020年までに約4倍に成長する可能性があることから指数が3ポイント上昇した。さらに、韓国やルーマニア、エジプト、メキシコが競合国として台頭しており、報告書は「クリーンエネルギー分野で新たな世界秩序が明らかになりつつある」としている。
RenewableEnergyWorld.com “Ernst & Young Releases Country Attractiveness Report” (11/30/10)