NIH、家族を世話する必要がある研究者へ補完的グラント提供を開始
米国内の女性科学者の約半数は、第一子が誕生した後、家族を世話する必要が増し、仕事との両立が困難になり、フルタイムの研究職を去っている。こうした中、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は、若手の科学者が家族の世話という責任および人生における重要な試練を乗り越えていけるよう、補完的なグラントを提供するイニシアチブを開始する。グラントは、最高1年間にわたり、ラボから離れることを可能にする。1月に発表された制度によれば、NIHの独立グラントを初めて受益したポスドク及び主任研究者で、人生における重要なできごと(出産や病気の家族の世話など)に直面している科学者に、最高5万ドルが提供される。受益者はこの資金を、自分が不在の間の機器購入や補助の採用に使い、ラボを運営し続けることができる。 Nature “US National Institutes of Health launches supplementary grants for researchers with family commitments” (2/12/20)