NSF、地球の生物多様性のより良い理解を目的とした研究に助成

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、自然界におけるプロセス及びそれと気候との相互作用、土地利用、地元/地域/大陸規模での侵襲的な生物種について研究する10件のプロジェクトに合計1,800万ドル以上を投資する。NSFの環境生物学部門における「生物多様性の側面(Dimensions of Biodiversity)」プログラムが資金を提供する。数世紀に及ぶ発見にもかかわらず、地球の生物多様性の多くは引き続き未知となっているが、こうした未知状態は、地球上で生物多様性が急速かつ恒久的に失われている中、大きな問題となっている。今回の「生物多様性の側面」プログラムの目標は、地球上の生命の範囲や役割に関する説明と理解を変革させることである。 National Science Foundation “NSF announces new awards for research to better understand Earth’s biodiversity” (10/25/18)

エネルギー省、ゼネラル・モーターズ社、マスワークス社が「エコCARモビリティ・チャレンジ」を開始

エネルギー省(Department of Energy)とゼネラル・モーターズ社(General Motors)、マスワークス社(MathWorks)は10月24日、「エコCARモビリティ・チャレンジ(EcoCAR Mobility Challenge)」の開始を発表した。同チャレンジは、エネルギー省がスポンサーとなる「先端自動車技術コンペ(Advanced Vehicle Technology Competition: AVTC)」の一つで、今回は競争によって選出された12の大学チームと、シェボレー・ブレイザー(Chevrolet Blazer)が自動車プラットフォームとなることが発表された。エコCARモビリティ・チャレンジは、高技能を有する国内労働者を育成することを狙いとして、未来のエネルギー及び可動性に関する課題に対応する次世代モビリティ・ソリューションを直接設計及び構築する機会を大学生チームに提供するコンペである。 Department of Energy “The U.S. Department of Energy, General Motors and MathWorks Launch EcoCAR Mobility Challenge” (10/24/18)

エネルギー省、「水の安全保障グランド・チャレンジ」を開始

エネルギー省(Department of Energy)のリック・ペリー長官(Rick Perry)は10月25日、「水の安全保障グランド・チャレンジ(Water Security Grand Challenge)」の開始を発表した。同チャレンジは、安全かつ確実で手頃な費用の水に対する世界的なニーズに応えるトランスフォーメーショナルな技術及びイノベーションを発展させることを目的として、大統領府が着手し、エネルギー省がその枠組みを先導する形で行われる。一連の賞金やコンペ、初期ステージの研究開発資金提供公募、重要パートナーシップ、その他のプログラムの調整を通じて、米国が2030年までに、①コスト競争力のあるクリーンな水を供給する淡水化技術を始動する、②エネルギー部門で生じた廃水を資源に変換する、など5つを実現することを目標としている。 Department of Energy “DOE Launches Water Security Grand Challenge” (10/25/18)

国防総省、「ペンタゴンをハックせよ」クラウドソース・デジタル防衛プログラムを拡大

国防総省(Department of Defense: DOD)は10月24日、「ペンタゴンをハックせよ(Hack the Pentagon)」クラウドソース安全保障プログラムの成功を拡大する取り組みとして、シリコンバレーの民間企業3社と、DODの内部資産の安全保障強化を狙いとした「バグ・バウンティ(バグ発見報奨金制度)」の実施を支援するための契約を交わした。「ハック・ザ・ペンタゴン・バグ・バウンティ」は、国防総省のウェブサイト及び資産における安全保障上の脆弱性を特定、解決することを意図したもので、バグを発見、開示する優秀な安全保障研究者あるいは「倫理的ハッカー」に報奨金を提供するもの。民間部門とのパートナーシップによって、国防総省は集合的なハッキング・コミュニティとシリコンバレーのクラウドソース安全保障企業3社(バグクラウド社(Bugcrowd)、ハッカーワン社(HackerOne)、シナック社(Synack))によるプラットフォームを活用することができる。 Department of Defense “Department of Defense Expands ‘Hack the Pentagon’ Crowdsourced Digital Defense Program” (10/24/18)

「大気から二酸化炭素を除外し隔離する技術は気候変動緩和において大きな役割を担う必要がある」との報告

米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「ネガティブ・エミッション技術と信頼性の高い隔離(Negative Emissions Technologies and Reliable Sequestration)」と題する報告書を発表した。報告書は、「気候及び経済成長の目標を達成するには、ネガティブ・エミッション技術(negative emissions technologies: 大気から二酸化炭素を除去し、隔離する技術)が気候変動の緩和において重要な役割を担う必要がある」とし、できるだけ早くこれらの技術を発展させるため、大幅な研究イニシアチブを開始するよう要請している。報告書を作成した委員会はまた、「これらのNETの一部は、現在導入することが可能であるが、気候上の目標を達成するためには更なる技術が必要である」と述べている。 National Academies “Technologies That Remove Carbon Dioxide From Air and Sequester It Need to Play a Large Role in Mitigating Climate Change, Says New Report; Some of These Technologies Can Be Deployed Now, But Additional Ones Are Needed to Meet …
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トランプ大統領、連邦エネルギー規制委員会(FERC)のチャタジー委員を委員長に指名

トランプ大統領は10月24日、連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)のニール・チャタジー委員(Neil Chatterjee)をFERCの委員長に指名した。現委員長であるケビン・マッキンタイヤ委員長(Kevin McIntyre)は委員長職は退くが、FERCの委員として席を残す。同氏は昨年、脳腫瘍の治療に取り組んでおり、ここ数か月は公の場に姿を見せていない。チャタジー委員は、昨年マッキンタイヤ氏がFERC委員長として上院に承認されるまで委員長代理を務めていたが、今回の大統領府発表では、「委員長代理」ではなく、「委員長」となる。マッキンタイヤ氏が委員として残ることで、FERCを構成する委員(全5名)は、民主・共和党の2名ずつとなる(現在、残りの一席は、共和党が指名したバーナード・マクナミー氏(Bernard McNamee)の上院承認待ち)。 Utility DIVE “Trump names Chatterjee FERC chair” (10/25/18)

NSF、サイバーセキュリティ、プライバシー研究のフロンティア支援を目的として7,820万ドルを発表

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の「セキュアかつ信頼性の高いサイバースペース(Secure and Trustworthy Cyberspace: SaTC)」プログラムは、32州で225件の多様なプロジェクトに対し、7,820万ドルの助成を発表した。受益プロジェクトのトピックは研究や教育で多岐にわたり、人工知能や暗号、ネットワーク・セキュリティ、有用性が含まれる。その中でも中心的なものは、「信頼性の高い機械学習センター(Center for Trustworthy Machine Learning: CTML)」で、サイバーセキュリティの科学工学分野における重要課題に対処する。CTMLは、フロンティア・プロジェクトの一つとして、大規模かつ複数機関で複数の学問にわたって取り組む。同センターは、5年間で1,000万ドルを受益する。 National Science Foundation “NSF announces $78.2 million to support frontiers of cybersecurity, privacy research” (10/24/18)

エネルギー省、高性能コンピューティング・イニシアチブの公募予定を告知

エネルギー省(Department of Energy)の「エネルギー・イノベーションのための高性能コンピューティング(High Performance Computing for Energy Innovation: HPC4EI)」イニシアチブは、2018年11月に、「マテリアル向け高性能コンピューティング(High Performance Computing for Materials: HPC4Mtls)」と「製造業向け高性能コンピューティング(High Performance Computing for Manufacturing: HPC4Mfg)」による初の合同公募を発表する。この公募は、エネルギー省傘下の国立研究所との短期的共同プロジェクトに参加する適格の産業パートナーを募集するもので、HPC4Mtlsプログラムにとっては2回目、HPC4Mfgプログラムにとっては7回目の公募となる。応募するプロジェクトは、製造及びマテリアル開発におけるエネルギー効率に影響を及ぼす可能性(及びより広範な全国的影響を及ぼす可能性)を実証しなくてはならない。選出されたプロジェクトは、国立研究所のパートナーにおけるコンピューティング・サイクルならびに活動を支援するため、最高30万ドルを受益する。 Department of Energy “Department of Energy To Issue Upcoming Solicitation for High Performance Computing Initiative” (10/24/18)

エネルギー省、製造イノベーター・チャレンジとして最初のコンペ2件を発表

エネルギー省(Department of Energy)は10月24日、「製造イノベーター・チャレンジ(Manufacturing Innovator Challenge:エネルギー生産性の向上と米国産業基盤の強化を目的として、次世代製造技術のソリューションをクラウドソースする取り組み)」の一環として、2件の新しい製造コンペを発表した。チャレンジは世界最大のフリーランス及びクラウドソース・プラットフォームであるFreelancer.comとのパートナーシップで行われている。今回発表された製造コンペは、①災害応答のための付加製造(Additive Manufacturing for Disaster Response。3件の優秀賞に各2,500ドルの賞金)、②ソリッド・ステート照明製造(Solid State Lighting Manufacturing。3件の優秀賞に各3,000ドル)の二つで、付加製造に重点を置いたコンペとなっている。 Department of Energy “Energy Department Launches Manufacturing Innovator Challenge, First Two Prizes Open for Ideas” (10/24/18)

炭素除去技術を開発するベンチャー企業を募集

スタートアップにシード資金を提供するYコンビネーター社(Y Combinator)は、大気から炭素を除去するフロンティア技術を開発するスタートアップ及び非営利組織からのアイデア募集を発表した。Yコンビネーター社は、再生可能エネルギーに取り組む技術に多額の資金提供を行っているが、今回、二酸化炭素を除去する4つのフロンティア技術(海洋植物プランクトン、電気地球科学、細胞フリーの酵素システム、砂漠の海化)を特定し、これらについてアイディアを募集している。同社は、大気から二酸化炭素を除去し、それを何か有益なものに転換するあるいはそれを長期的かつ安全に貯蔵する方法の検討は価値があるとしており、現実的な費用で技術的に実行可能なソリューションを考案することを目指している。 Y Combinator “Frontier Carbon Removal Technologies” (10/23/18)