NIST、「モノのインターネット」の定義の一助として「モノのネットワーク」の考えを発表

「モノのインターネット(IoT)」の例として、スマート電力グリッドやセンサー制御されている住宅、自動運転車などが挙げられるが、実際のところ、「IoT」とは何なのかについて公式な定義はなく、現在、20以上の専門・研究グループがIoTの特性化に取り組んでいる。こうした中、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST)のコンピュータ科学者、ジェフ・ボアス氏(Jeff Voas)は最近、「モノのネットワーク(Networks of ‘Things’)」と題する報告書を発表し、「IoTのコンポーネントの作用や信頼性、ライフサイクルを定義する、正式な、分析的な、あるいは記述的な構成要素はない」との見解を示した。そうした上で、ボアス氏は、IoTの中心となる4つのファンダメンタル(sensing, computing, communication and actuation)に基づく「モノのネットワーク(Network of Things: NoT)」という考え方を概説した。ボアス氏は、「NoTの語彙と科学は、研究者がIoTのコンポーネントの相互運用について理解する際や、セキュリティ・リスクと信頼性の比較をする際の一助となるであろう」と述べている。
National Institute of Standards and Technology “NIST’s Network-of-Things Model Builds Foundation to Help Define the Internet of Things” (7/28/16)