NIH、解雇した研究者250人を再雇用へ

サイエンス誌(Science)は3月13日、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)が2月に解雇した若手研究者250人の再雇用を決定したと報じた。トランプ大統領による試用期間中の連邦職員一斉解雇の一環で約1,200人のNIH職員が解雇された事態を受け、同研究所のマシュー・メモリ代理所長(Matthew Memoli)が厚生省に対し、解雇に対する異議を唱え、職員の復職を訴えていた。復職者には終身雇用研究者15人も含まれているものの、NIHは現在も出張禁止や物品購入凍結などの制限下にあることに加え、現在の常勤職員約2万人から、さらに今後3,400人から5,000人規模の人員削減が予定されているという。これには既に解雇された試用期間中の職員やイーロン・マスク氏(Elon Musk)のフォーク・イン・ザ・ロード(Fork in the Road)インセンティブで退職する職員、またトランプ大統領の自宅勤務禁止策で退職する職員が含まれているという。

Science “NIH reinstates some of its early-career scientists” (03/13/25)
https://www.science.org/content/article/nih-reinstates-some-its-early-career-scientists