国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は、アルツハイマー病及び関連認知症の研究の加速及び拡大を目的として、新たな臨床試験コンソーシアムに助成を行うことを発表した。コンソーシアムの名称は「アルツハイマー病臨床試験コンソーシアム(Alzheimer’s Clinical Trial Consortium: ACTC)」で、そのインフラは国内35拠点(24州)に及ぶ。ACTCは、同疾病の治療または防止につながる新しい効果的な手法を見つけることを目的として行われるアルツハイマー病臨床試験に関して、被験者リクルート及び拠点の有効化に関するタイムフレーム、複雑性、費用に対処する。ACTCは、サザン・カリフォルニア大学(University of Southern California)アルツハイマー病治療研究所(Alzheimer’s Therapeutic Research Institute: ATRI)、ハーバード大学(Harvard University)傘下のブリガム・アンド・ウィメン病院(Brigham and Women’s Hospital)などが中心となって推進する。コンソーシアムへの助成金は国立高齢化研究所(National Institute on Aging)から提供され、5年間で約7,000万ドルとなる見通しである。