NERC、「電力需要増が加速する中、資源確保が急務」との報告

北米電力信頼性コーポレーション(North American Electric Reliability Corp.: NERC)が発表した「2024年長期的信頼性評価(2024 Long-Term Reliability Assessment: LTRA)」は、業界が今後10年間に直面する信頼性に関する重要な試練を浮き彫りにしている。こうした試練には、①急増するエネルギー成長への対応、②発電施設の閉鎖の管理、③資源と送配電開発の障害の排除、が含まれ、この結果、今後5~10年に米大陸の半分以上がエネルギー不足の悪化またはハイリスクに直面している。また、発電施設の閉鎖計画が今後10年間続く中、電力需要とエネルギー成長は急上昇している。昨年のLTRAに比べると、更なる送配電プロジェクトによってグリッドの拡張を支えるため、地域計画プロセスにおける投資と強化が拡大していることが示唆されているが、NERCは、「送配電開発の大幅な増加に勇気づけられる一方、業界や政策策定者は、拠点選定や許認可、建設に関する継続的な試練に対処し、この成長が現実となることを確実にする必要がある」と分析している。

North American Electric Reliability Corp. “Urgent Need for Resources over 10-Year Horizon as Electricity Demand Growth Accelerates, 2024 LTRA Finds” (12/17/24)