政府説明責任局(Government Accountability Office:GAO)は7月25日、連邦省庁が支給する研究助成の管理状況を検証した報告書「助成管理:改革に向けた課題と機会に関する見解(Grants Management: Observations on Challenges and Opportunities for Reform)」を発表した。本報告書は、「連邦助成管理における長期的問題点に関するGAOの見解」と「現行助成近代化イニシアティブを有効に進歩させる機会」をまとめたもので、2005年~2018年の間にGAOが作成した連邦助成完治に関する報告書に基づいて作成された。GAOは、連邦助成管理の問題点として、「合理性」「透明性」「協力・相談」「重複・断片化」「内部統制・管理」の5点を挙げている。助成管理改革を目指す現行イニシアティブは、連邦助成の効率性・有効性・透明性を改善するための機会が提示されており、①実施目標設定と進捗状況の記録、②リーダーシップの役割・責任の特定と合意、③有効なコミュニケーション戦略の策定、などを含む複数の重要事項が強調されている。また、助成支給省庁・助成プログラムの数・多様性を考慮すると、助成改革イニシアティブを他の政府全体での改革のための取り組みと統合することが重要としている。