政府説明責任局(Government Accountability Office:GAO)は7月25日、米国の重要インフラの1つとされる情報セキュリティの高リスク分野を検証した報告書「高リスクシリーズ:国家が直面するサイバーセキュリティ問題に対応する緊急対策が必要(High-Risk Series: Urgent Actions Are Needed to Address Cybersecurity Challenges Facing the Nation)」を発表した。GAOは、議会から要請を受けて情報セキュリティ高リスク分野のアップデートを行うために、連邦政府及び他組織がサイバーセキュリティ問題に対応するために必要な対策を特定した他、現行サイバーセキュリティ政策・戦略に関する文書や、最近発生したサーバー攻撃やセキュリティ侵害に関する情報セキュリティ産業による報告書などを検証した。その結果、サイバーセキュリティにおける主要問題として「総合的サイバーセキュリティ戦略策定と有効な監督」「連邦システム及び情報の安全保障」「サイバースペースにおける重要インフラの保護」「プライバシー・機密データの保護」の4点を挙げ、実行すべき対策10件を提示した。GAOは、政府全体でのハイリスク分野として、引き続き情報セキュリティを指定し、3,000件超の提案事項を提示している。