政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は12月17日、「脳=コンピュータのインターフェース:用途と課題と政策選択肢(Brain-Computer Interfaces: Applications, Challenges, and Policy Options)」と題する報告書を発表した。脳に埋め込むか頭に装着し、脳の信号を使って電子機器をコントロールするシステムについて技術評価を行ったもので、臨床試験においてこれらの脳=コンピュータのインターフェースは、重大な障害を抱えている人々の助けとなっている。GAOは急速に進展しているこの技術の課題として、①慎重を要する脳のデータを誰が所有するのか、②埋め込み式の機器を利用している人を長期的にどのように支えるのか、③メディケアや民間の保険会社はどの範囲でカバーするのか、といった点で不確実性があると指摘する。GAOはその上で、こうした問題などに対処するいくつかの政策選択肢を概説している。