DIUの軌道物資輸送宇宙船開発、プロトタイプで前進

国防総省(Department of Defense)による宇宙空間内でのモビリティ向上を促進するため、商業技術の活用に取り組む国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は、静止軌道(geostationary orbit: GEO)や、地球低軌道(low Earth orbit: LEO)とは異なるその他の特殊な軌道への低費用で応答的なアクセスを実現する物資輸送の提供を目的として、3社と取り組んでいる。3社は、ブルー・オリジン社(Blue Origin)、スペース・ロジスティクス社(Space Logistics)、スカイコープ社(Skycorp)(現在は、「スペースビルト社(Spacebilt)」)。ブルー・オリジン社は、機械的に結合されたペイロード(50キロ以上)を収容、移送できる重量ユーティリティ多軌道用物資輸送宇宙船(heavy utility multi-orbit logistics vehicle: m-OLV)を同社のブルー・リング(Blue Ring)プラットフォームを使って実証する契約を受注した。スペース・ロジスティクス社は、宇宙空間での一連の燃料補給技術を提供しており、それらは宇宙システム司令部(Space Systems Command: SSC)による補完的な取り組みと協調的に実施されている。スペースビルト社は、同社のm-OLV製品を国防総省の使用事例とすることを目指し、「宇宙空間でのアセンブリ及び製造(In Space Assembly and Manufacturing)」手法の更なる検証を目的とした契約を受注した。

Defense Innovation Unit “Companies Selected for DIU Orbital Logistics Vehicle Project Moving Forward with Prototypes” (1/7/25)