国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)の戦略技術局(Strategic Technology Office: STO)は、未来の紛争の抑止あるいは勝利につながる新たな戦法のビジョンを発表した。これは、「米国が持つ伝統的な非対称(=圧倒的な)技術の優位性は、それらに匹敵するハイテク・システム及び部品への世界的なアクセスが増加している現在、戦略的価値が低下している」との認識に基づくものである。新たに発表された非対称優位性のビジョンは、「早急に組み立て可能な低コストのセンサー・ネットワークや、マルチ・ドメインのコマンドと制御ノード、共同的な有人・無人システムを介した、パワフルな非対称兵器の構築」であり、STOの高官は、「これは、個々の要素がリアルタイムでニーズに対応する形で組み立てられ、理想的なアウトカムを創出するもので、『モザイク戦(mosaic warfare)』と考えることができる」と述べている。
Defense Advanced Research Project Agency “Strategic Technology Office Outlines Vision for “Mosaic Warfare”” (8/4/17)