DARPA、量子システムのライフタイム延長を狙いとしたプログラムを開始

量子現象を制御することは国防分野(特にセンサーや機器において)の重要な課題となりつつある。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)の国防科学局(Defense Sciences Office: DSO)は1月18日、新たな基礎研究プログラム「駆動による非平衡量子システム(Driven and Nonequilibrium Quantum Systems: DRINQS)を発表した。これは量子研究における最近のパラダイムシフト(システムの平衡状態を定期的に崩すことで量子コヒーレンスを安定化させる)の調査研究を行うもので、本プログラムを通じて、防衛関連のセンサー及び機器の性能を10~100倍向上させることを狙いとしている。DRINQSプログラムでは、理論家と実験主義者による共同チームを構成し、大規模な粒子で構成される量子システムを駆動する新規手法に取り組む。

Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Program Aims to Extend Lifetime of Quantum Systems” (1/18/18)