過去20年以上に及ぶ国際バイオメディカル研究コミュニティの取り組みを通じて、人間の脳が機械とコミュニケーションする高度な手法が実証されてきた。脳システムのコミュニケーションの進歩は、脳損傷及びその他の疾病の患者の助けとなっているが、これらの技法は強壮な人間(軍人)に適したものではない。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、手術を必要とせずに高度な脳システム・コミュニケーションを実現することを目指し、「次世代非外科的神経技術(Next-Generation Nonsurgical Neurotechnology: N3)」と呼ばれる新プログラムを開始する。N3プログラムの目的は、脳の複数のポイントを対象に一度に読み書きできる能力を備えた、安全で携行型の神経インターフェース・システムを追求することである。